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執筆者の写真Games コトシロ

Voodoo Doll - ハイパーカジュアルゲーム研究所

ハイパーカジュアルゲーム研究所では

ランキングに乗るようなゲームの要素を研究し

繰り返し遊ばれる理由、工夫を探っていきます。


今回はVoodoo Dollという

Lison Studiosがリリースした新作ゲームについて解明していこうと思います。


https://applion.jp/android/app/com.Pizia.VoodooDoll/

 

1.ゲーム概要

プレイヤーが受けた何かしらの嫌がらせに対して

Voodoo Doll(呪術用の人形)を使って仕返しをするという

イライラ解消狙いのゲームです。


構成は単純で

①プレイヤーキャラが何かしらの嫌がらせや妨害を受ける

②Voodoo Dollを取り出してどの部位に反撃するか決める

③反撃した内容が反映されて嫌がらせしてきた相手が報いを受ける


報いの受け方は様々ですが

海外製だからかかなりグロテスクな場面に遭遇することもあるので注意が必要です。


 

2.ゲームが楽しい要素

ハイパーカジュアルゲームでは特に

インスタントに摂取できる楽しさが重要となります。


Voodoo Dollは非常にわかりやすいストーリー仕立てで

イラッとする、スッキリするというサイクルを素早く繰り返すことで

ストレス解消されたという快感を繰り返し味わえるようにしているため

非常にわかりやすくゲームサイクルが回っていることがわかります。


 

3.広告視聴に耐えうる要素

ハイパーカジュアルゲームの収入源は広告が主です。

特に動画広告が最大の収益要素となるため

何度も動画広告を観ることができるほど惹きの強い要素が重要となります。


Voodoo Dollではストレス解消のサイクルを重ねる事によって

もっと快感を得たいというモチベーションが

動画広告を観てでも続けたいと思わせる要素につながっています。


更に短いサイクルで快感を得ることができるため

事前に次どうなるのかが予測できることも

動画を観たらまた快感が得られるという想定を作ることができる重要な要素です。


快感という報酬が約束されているので短時間の我慢が効く仕掛けになっています。


 

4.総評

広告量等は不明ですが

リリース10日ちょっとで100万DLを達成しているのは

非常に単純明快で報酬系がわかりやすいコンテンツのため

遊び始めることへのハードルが低いことと

遊び続けるための欲求を高めやすかったことが考えられます。



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